『坂の上の雲』のまち 松山 フィールドミュージアムマップ
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「愛媛サイクリングの日」に合わせ、フィールドミュージアム構想の各ゾーンに点在する、小説『坂の上の雲』ゆかりの地をはじめとする魅力ある地域資源を活用したサイクルロゲイニング大会を実施しています。『坂の上の雲』に登場する明治の青年たちの志を学び、ゆかりの地や地域の貴重な資源を訪ね歩きながら郷土の歴史・風土・文化を再認識するため、毎年市内でふるさとウォークを実施しています。●サイクルロゲイニング大会主人公たちが産声をあげた城下町松山の中心地。松山市のシンボル松山城を背に主人公たちの生家跡や遊び場所、学校跡などが点在。汽笛を響かせながら坊っちゃん列車が走り、情緒ある県都として賑わっています。各サブセンターゾーンへもここからスタート。子規、漱石も通った道後温泉は、明治情緒が漂う日本最古といわれる名湯。周辺には子規記念博物館や、ロシア兵捕虜たちを供養するロシア兵墓地など小説ゆかりの地のほか、河野水軍の居城湯築城跡や石手寺、一遍上人生誕地の宝厳寺などの史跡も。『坂の上の雲』は〝近代〞という新たな時代を開拓していった人間たちの物語。夢に向かって精一杯生き抜いていった明治人たちの生き方をお手本に、21世紀を生きる松山市民が、ふるさと松山を舞台に〝まちづくり〞という物語を紡いでいます。地域の歴史的・文化的な資源(地域の宝)の保存・活用・継承等を目的に、住民が主体となって行う解説板や案内サインの設置、アクセス整備等に対し支援を行う「地域の宝みがきサポート事業」を実施しています。

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