『坂の上の雲』のまち 松山 フィールドミュージアムマップ
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『坂の上の雲』のまち松山大黒座は大正期に建てられた酒蔵で、戦後芝居小屋に改装され、大衆演劇や映画の上映などが行われる地元住民の憩いの場だった。昭和38年に惜しまれつつ閉館となったが、平成18年久谷の町おこしの拠点にと修復される。今では歌や芝居、落語の上演など、地域の活性化に貢献している。昔、三坂峠の遍路道の邪魔になっていた2個の巨石の1つとされる。弘法大師が、カズラで作った網で運ぼうとしたが、天秤俸が折れて1つは川に1つは榎の遍路道に転げ落ちた。榎に落ちた石は、網掛け石と崇められ、大師像とともにまつられている。あり一が らんまつった祠(ほこら)。

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